サポート時間の定義

必要に応じて、任意の数のカレンダーを作成できます。たとえば、タイム ゾーンごとに異なるカレンダーを作成できます。カレンダーごとに、標準サポート時間と休日を定義できます。組織の勤務時間が複数のタイム ゾーンをまたいでいる場合は、サーバの [タイム ゾーン][UTC (協定世界時)] に設定され、かつリージョンや夏時間が指定されていないことを確認してください。

タイム ゾーンの詳細については、「タイム ゾーンの関連付け」をご参照ください。

カレンダーが異なるタイム ゾーンにも対応することを保証するために、必ず [タイム ゾーン インデックス] 属性を [カレンダー] ウィンドウに追加する必要があります。ウィンドウへの属性の追加については、「ウィンドウ マネージャ」をご参照ください。

毎週同じ曜日に適用される標準サポート時間を定義し、このサポート時間の例外も指定できます。たとえば、カレンダーの標準サポート時間を「09:00 ~ 18:00」、水曜日のサポート時間を「08:00 ~ 20:00」、および日曜日のサポート時間を「10:30 ~ 16:30」として定義できます。サポート時間はサポートの利用可能性を示すため、サービス レベル管理の重要な要素です。

休日は、平日または週末の中で、特別な場合として定義された日です。通常、特別な作業時間が適用されるときに、休日を定義するために使用されます。定義済みの休日のリストと現在の日付を使用し、適用される作業時間を決定します。

新しいカレンダーを作成するには:
  1. 管理コンポーネントを起動します。
  2. [サービス レベル管理] ツリーで、[カレンダー] フォルダをクリックします。
  3. [処理] リストで、[新しいカレンダー] をクリックします。
    [カレンダー] ウィンドウが表示されます。
    カレンダー ダイアログ
  4. 必要な情報を入力して、保存アイコン をクリックします。
  5. このカレンダーが既定のカレンダーかどうかを指定します。
    これで、特定の休日およびサポート時間の追加または修正ができます。